翻訳の師匠のところに弟子入りしてから
1か月半ほどが経ちましたが、
端的に言って、弟子入りして本当によかったです。
翻訳の作業は大変なんだけど、
修行の日々から得るものはとても大きい、
そんな手ごたえがあります。
まず脳が活発に動くようになったというか、
いいひらめきを得ることが多くなりました。
たとえば、日常生活で
「これどうしようかなぁ?」と思うことがあっても、
「こうすればいいんじゃない?」という解決策が
ぱっと頭に浮かぶようになってきました。
それから、
やっぱり師匠のおっしゃることに
私は深いところでうなずける、
それも大きなカタルシスになっていると思います。
修行の時間が心地よくて仕方ない、
変な言いかたかもしれませんが、
ほんとうにそう思っています。
(実際には心を揺さぶられることも多々あるのですが、
それも含めて、自分の気持ちの確認というか、
揺さぶられて強くなる、みたいな部分はあると思います)
よく「結果じゃなくてプロセスが重要だ」と言いますが、
今まで私はその考えかたに懐疑的で、
「えー」みたいな感じできていました(笑)。
でも、今は、
たとえ結果は出なくても、
こうして充実した時間が過ごせているのなら、
それでいいのかもしれないな、という気持ちになっています。
先のことは分かりませんし、
ヤングアダルトで一冊出版したいという思いは変わっていないのですが。
(ヤングアダルトでなくてもいいのかもしれませんが、
この辺についてはまだよく分かっていないというのが正直なところです)
ふたたび師匠のところに
勇気を出して押しかけてよかった、
今はそんな気持ちでいます。
昼寝から覚めて、目の前にあった風景。
影絵のようできれいだなぁ、と思いました。