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とりあえず年齢をとっぱらってみた。

📙予め祝うと書いて、予祝。『人生が変わる予祝のまほう』眞柄真有奈

 

 

「予祝(よしゅく)」という言葉をご存知ですか?

私は知りませんでしたが、

この言葉は「前祝い」と同じ意味だそうで、

たとえば

「お花見」、「上棟式(じょうとうしき)」、「お食い初め」などが

予祝にあたるとのことです。

古くは平安時代から、日本人はこのようにして

未来の安全を祈り、不安を払拭してきたのでしょう。

 

それにならって、この本では

「(未来のことが)叶ってよかった」と

過去形、または現在進行形で願いを立てることを説いています。

一瞬、何かアナログ的なものを想像し、

エビデンスは?」などと言いたくなってしまいますが(笑)、

最近では、運のよさとか、

脳が関心のあることについてよく働く仕組みとか、

そのようなことについて

脳科学的に研究されているかたがたがいらっしゃったり、

この予祝をするという方法が脳にいいことも

立証されているそうです。

たしかに誰しも未来のことを考えると

不安になりがちなところがあると思いますが、

(私のような心配性の人は特に)(笑)

「叶ってよかった」と書くことで、

一時的にでも心配事が減るのですから、

ある意味理にかなっているのかもしれません。

 

というわけで、実践編。

予祝を書く時のポイントですが、

 

①なるべくリアルに書く

②過去形または現在進行形で書く

③他人を変えようとせず、自分のことを書く

④好きなことを好きなときに好きなだけ書く

⑤書いたらいい気分を味わって、忘れる

 

とあり、私も実際にやってみました。

私の場合、叶えたいことはほぼ一方向だったので、

そのことがメインになってしまいましたが、

今のところ、順調に叶っていってるようでよかったです。

(内容はご想像にお任せします)(笑)

 

この本にはそのほかにも、

不安や愚痴を書くための「闇ノート」を作ることとか、

メンタルを整える方法とか、

不安の対処法とか、

(この本ではいろいろな不安を

「ブロックちゃん」というキャラクターに見立てて、

その中のキャラクター別に解説しています)

セルフコーチングのやりかたなどが載っています。

 

うだうだ悩んでいるより、

書き出すとスッキリするし、

予祝のタイミング次第では、あとで読み返して

「あ、これも叶った、あれも叶った」

なんて楽しくなったり、ということがあるかもしれません。

ご興味ありましたらやってみてください。

 

 

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予祝を書くことで、

自分はネガティブに考えがちなんだな、ということも分かりました。

このような手段を使うなどして自分を客観的に見ることができてくると、

視野が広がってよいのではないかと思います。